
NTTドコモ 「ブックリーダー SH-07C」

5.5型(1024×600ドット)ディスプレイを搭載する液晶タイプの電子書籍端末。Android
OSを採用しているが、汎用タブレット端末のようにAndroidマーケットからアプリをダウンロードしてインストールすることはできない。
microSDHCカード(最大32GB)に対応する。本体サイズは幅92×奥行13.1×高さ167mmで、重さは約249g。
電子書籍ストアはトゥ・ディファクトが提供する電子書籍ストア「2Dfacto」とカルチュア・コンビニエンス・クラブの電子書籍ストア「TSUTAYA
GALAPAGOS」に対応しており、XMDF形式のほか、「.book」形式、「BookSurfing」形式にも対応する。
そのほか、専用パソコンアプリケーション「GALAPAGOS
Station」を利用してWord/Excel/PowerPoint、HTML、JPEG/PNG/GIF/BMP、PDF、テキスト(S-JIS以外)ファイルをXMDFに変換することも可能だ。
利用にはデータ端末用の料金プランの契約が必要になる。
コンテンツの購入とダウンロードは無線LANと3Gネットワーク経由の2方式に対応するが、3Gネットワーク経由でダウンロードする場合は別途パケット料金がかかる。3Gネットワークを利用する場合は、パケホーダイなどの定額プランへの加入も必須だ。
KDDI 「biblio Leaf SP02」

6型(600×800ドット、白黒)ディスプレイを搭載する電子ペーパータイプの電子書籍端末。本体サイズは幅130×高さ198×厚さ9.6mmで、重さは約295.8g。2GBメモリーを内蔵し、microSDHCカード(最大16GB)にも対応する。
ソーラーパネルを内蔵しており、太陽光での充電が可能な点がユニークだ。
電子書籍ストアはブックリスタが提供する「LISMO Book
Store」に対応しており、XMDF形式のほか、PDF、e-pub形式のコンテンツも利用できる。auケータイを持っていれば、LISMO Book
Storeでのコンテンツ購入代金を携帯電話料金で支払いできる。
本機専用の料金プランが用意されており、基本料金とパケット定額料金込みで月額1575円(税込)固定となっている。
ただし2年契約の「誰でも割シンプル」を利用すれば、月額525円(税込)となる。
アップル 「iPad 2」

2011年4月発売。9.7型(1024×768ドット)ディスプレイを搭載する液晶タブレット端末。本体サイズは高さ241.2×幅185.7×厚さ8.8mm。無線LANモデルとソフトバンクモバイルに対応する無線LAN+3Gモデルをラインアップしており、無線LANモデルの重さは約601g、3G対応モデルは約613gとなる。
どちらも16GB、32GB、64GBモデルをラインアップする。
電子書籍ストアは「iBooks」アプリを通じてアップルが運営する「iBookstore」にアクセスして購入・ダウンロードできるほか、米Amazonが提供する「Kindle」アプリで「Kindle
Store」、日本電子書籍出版社協会が運営する「電子文庫パブリ」など、さまざまなアプリを通じて複数の電子書籍ストアを利用できる。
そのほか、PDFやe-pubなどのコンテンツも利用可能。専用端末ほど分かりやすくはないが、どのモデルよりも自由度が高いのが強みと言えるだろう。